扉あけの日々の雑記

ドラマー梅津光司の日々の雑記です

鬼のかく乱

自分の身体の動かし方については日頃から意識的になって、労っているつもりだったのだが、昨晩の身体の痛み、頭痛はもう対処の仕様のないものだった。水分を補給するしか手がない状態で、「身体、頑張れ!」と思いながら横になっていた。 朝になり、かなり楽…

赤い鳥

毎年、大晦日は実家で除夜の鐘を聴くことにしている。 昨年の年末に古本屋で父の生まれ年(昭和10年)に発行された雑誌「赤い鳥」を妻がみつけ、購入した。 82年前のものにしては奇麗で、読まれた形跡もない。 あそらく、物置にずっと積まれていたのだろ…

2018年 開幕!

この正月、東京では天気の日がつづき、いい気分。 今日6日(土)はいつもお世話になっているライブハウス「町田Into The Blue」でトランペットの友人「ともぴょん」の誕生会セッション。 とても和やかで楽しい時間でした。 それぞれの人が時間に色づけをし…

Snow Train

寝台列車がなくなり、旅も味気なくなった。 上野駅の地下ホームで入線を待っているときの気分、楽しい旅気分だけでなく、何か様々な事情をかかえての乗車をする人々の雰囲気がこのホームにはあった。 ひたすら走るその列車に尊敬と労いの念を持って目的地で…

楽しみ!カルロスアギーレ来日公演

来年2018年1月、カルロスアギーレが来日する。自分は来日1つ目の東京荏原の公演を聴きに行くのだが、いまから楽しみ。アルゼンチンの息吹を感じられる予感! 鳥のように日本に舞い降りる彼はどんなサウンドを奏でてくれるのだろう。来年も良い年に成りそう…

先輩の誕生日

今日はベテランサックスプレイヤーの小泉昇さん(通称“ノボさん”)の78歳の誕生日を祝うセッション&パーティーでした。 会場の町田Into The Blueは沢山のお客さまで溢れ、とても楽しく、和やかな雰囲気! そしてセッションの合間のトークタイムでは小泉さ…

飛ぶ教室

クリスマスの時期になると思い出す物語があります。 ケストナーの「飛ぶ教室」。 酒場でピアノを弾く「禁煙さん」と「正義先生」の縁結び役の寮生たち。なにか音楽と自分の関係性を暗示していたような物語で、想い出深いのです。 手元から無くなってしまった…

猫が教えてくれたこと

今日は久しぶりに銀座シネスイッチで映画を観た。「猫が教えてくれたこと」 お陰様で心身ともにリラックス。僕は犬派、猫派の区別なく好きで「犬猫鳥派」なのですが、今は猫のあの感じがグッドなようです。 もうすぐ上映が終了のようなので、皆様、是非銀座…

京都人の音

12/4(月)は京都のベーシストの萬恭隆(よろずやすたか)さんがメンバーの「池長一美カルテット」を聴きに北千住のバードランドに。 それはそれは素晴らしい演奏でした! Phillip Strange さん絶賛のベースの萬さん、正確なタイムとメンバーが奏でる音…

波動の影響。。

12/3(日)のABSmileでの演奏、 昨日のPhillip Strangeのソロピアノを聴いた影響が出ていたような気がする。このライブハウスのドラムの状態が良く、店の音響も良いので気分が良かったのは確かだが、なにか音楽へのモチベーションが上がっているのだ。サンキュ…

The Chieftains 55周年 来日公演開幕!!

11/23(木)はThe Chieftainsの所沢市民文化センターミューズでの『55周年 来日公演2017』を聴きに行った。 5年ぶりに彼らの姿を見、音楽を聴いたがやはり素晴らしく、最初から楽しく、懐かしく、切なく、ドラマチックで涙が頬を伝わりっぱなしだ…

Phillip Strange Trio youtubeにup!

さる6月16日のPhillip Strange Trioの東京、町田でのライブのダイジェストをyoutubeにupしました。Phillip Strangeさんのpppが聴ける音源となっております。ぜひ、この東京でのトリオの音を聴いてみてくださいね! www.youtube.com

秋のライブです

今日の東京は曇り空に秋の気配を少し感じます。大阪はまだ夏真っ盛りかな? 涼しい今日はエアコンを消して、選曲、譜面の用意など、秋からのライブに向けて準備をはじめました。 自分のなかで何かが変わったな、と思いながら時間を過ごしています。さあ、楽…

黄金の地と南の海から

8月5日に町田市立博物館の「東南アジア陶芸の名品展」に行ってきた。 消えていった人々が残していったものの中に、「いいな、おもしろい!」と感じる部分を発見するとき、見たこともない場所、人々に親近感を覚え出す。そんな時間を過ごすことができた。 …

2017.2/24(金)O.T.G.~Colors~#3 町田Into The Blue ライブ 無事終了!

朝から安定した晴天に恵まれたこの日、落ち着いた気分で会場入りすることができた。 〜Colors〜#1, #2のレパートリーに加え、今回は鈴木奈緒さんの曲「予期せぬ出来事」「Rain Drops」を演奏することとなり、その曲を聴衆の皆さんに紹介できるということも楽…

ホームグラウンド 感謝!

家から半径1キロ圏にくつろげる場所と、話しが合う人がいるのは幸せなことだ。 今日はそれを実感できるようなできごとがあった。 出会いとは不思議なものだ。 街を歩いているだけでは出会えない人たち。ぼくは知り合えた方々が、それぞれの思いで様々な場所…

誕生日の演奏

今日は自分の55歳の誕生日。その日にこんな楽しい演奏の機会を得られたのは、本当に幸せだった。吉田さん、どうもありがとう!そして門脇さん、これからもどうぞお元気で!またいいギターサウンドを聴かせてくださいね! やる気になった2月5日でした!

「準備」について考えた

弱視の「はるちゃん」が点字で書き取る練習をはじめた。 15歳。将来の準備だという。 僕たちは「準備」という言葉は「達成」、「より良い状態」のために使うものだと思っている。 だが光が無くなったときのための行為にもこの言葉を使うのだな。 自分の「…

2017年 幕開け

年末からゆっくり体調を整え、落ち着いた気分で新年を迎えられた。 今週は演奏仲間たちとの「あけましておめでとう」の演奏週間。 また会えることが嬉しいのは誰にも言っていないが「実感」だ。 血流が良くなると目の見え方のバランスが良くなり、左手もよく…

新たな出会い

Web site aristocratic-horseでSumiko Yoshidaさんの絵を観たとき、その味わいにとてもいい気分になった。 そしてその写真も素晴らしい。空気感、一瞬の時間の切り取り方、その全てが納得できる作品で、彼女は写真家でもあることは間違いない。 そのYoshida…

9/29(木)の外苑前Zimagine Live を終えて

9/29(木)の外苑前Zimagineでのライブ、お越し頂いた皆さんに支えられて 無事に終了いたしました。 1stステージ後に、お客様から「3曲目と6曲目が好きです!」と具体的なお声掛けがあったりして、ライブハウスならではのダイレクトな交流も嬉しい想…

O.T.G. 〜Colors〜#2 Live によせて

「消えていったものの意味があとになって解る」。 そんなときに感じる心の状態をイメージして楽曲の準備をしていたとき、 DACOTAの閉店の知らせを受けた。 偶然とは思えない。なにか示唆的なのだ。 出会いの多かった2015年の色が、だんだん変わり始めて…

9/29(木)外苑前Zimagine Live

9/29(木)は外苑前ZimagineでのLive. 今回のO.T.G. 〜Colors〜#2 は南米の音楽家の作品を取り上げ演奏していきますが、 これもこのトリオの真骨頂です。 今の状態を受け入れ、演奏を愉しむ。これも今回の「自分の目標」。 気分の潤った状態で楽器の前に…

夏祭り

きょうは地元の神明神社での演奏の仕事。 神社での演奏は初めてだが、雨にもかかわらず人出も多い。 高齢の方々の昭和歌謡や奉納の舞などがあり、日本情緒が溢れている。 小さい頃は、金魚すくいやお好み焼きなどで楽しんでいたはずなのだが 近頃はとんと祭…

鬼門

今日は昼前に健康診断へ。 血圧が高いと言われ、何度も計り直し、採血のときに血管が細いと言われ、何度も刺された経験が多々ある自分は健康診断の場に行くのが辛い。 今回は血圧もぎりぎりでクリアーし、問題の採血のコーナーへ。 3本採血するわけだが、1…

愛媛の笛工房 「七曜工房」

鳥笛を通販で買うためにインターネットで検索して試聴していたところ、とても音がよく、デザインもいい楽器をつくるメーカーを見つけました。 それが愛媛の「七曜工房」さん。 ご夫婦二人で経営されているこの工房の笛は多種多様で、ご主人の堀内さんの丁寧…

「インドネシアファッション展」

町田市立博物館で「インドネシアファッション」展を鑑賞した。 「インドネシアファッション」といっても現代の人々の服、布ではない。 インドネシア各地域の伝統的なデザインの「染織りもの」の展覧会だ。 各地域の織物は基本的にダークな色合いで、金色の糸…

目黒区 日本民藝館へ

柳宗悦(やなぎむねよし)。 日本民藝運動の一員である彼の美的センスは素晴らしく、「用の美」の提唱は本当に納得させられます。 今回は柳宗悦が作った日本民藝館(目黒)で 「沖縄の工芸」展を鑑賞しました。 陶器、織物の「柄、デザイン、色味」をじっく…

クラフト・エヴィング商會

『クラフト・エヴィング商會』をご存じだろうか?『クラフト・エヴィング商會』とは、作家の吉田篤弘氏とその妻・吉田浩美氏によるアート、デザイン、本の装幀などを手がける創作ユニット。また、ユニット名がそのまま架空のお店であり、彼らで3代目という設…

DACOTAの思い出

矢部DACOTAが2016年9月15日で店を閉じることになった。 思い出の詰まった場所がなくなり、そこでの時間がなくなることはやはり辛い。 Colors #1 町田ライブのフライヤーに載せる記事の取材のため、「矢部DACOTA」に突然出向いたのが2015年の12…