扉あけの日々の雑記

ドラマー梅津光司の日々の雑記です

Snow Train

 寝台列車がなくなり、旅も味気なくなった。

 

 上野駅の地下ホームで入線を待っているときの気分、楽しい旅気分だけでなく、何か様々な事情をかかえての乗車をする人々の雰囲気がこのホームにはあった。

 

 ひたすら走るその列車に尊敬と労いの念を持って目的地で下車するとき、その車両にそっと手を触れた人も多かったのではないだろうか。

 

 想い出のなかの「夜汽車」。会えなくなった人にまた会いたい。そんな気分でこの曲を作ってみました。

 

f:id:tobiraake:20171226130451j:plain

楽しみ!カルロスアギーレ来日公演

来年2018年1月、カルロスアギーレが来日する。自分は来日1つ目の東京荏原の公演を聴きに行くのだが、いまから楽しみ。アルゼンチンの息吹を感じられる予感!

鳥のように日本に舞い降りる彼はどんなサウンドを奏でてくれるのだろう。来年も良い年に成りそうです。

 

f:id:tobiraake:20171224154318j:plain

先輩の誕生日

今日はベテランサックスプレイヤーの小泉昇さん(通称“ノボさん”)の78歳の誕生日を祝うセッション&パーティーでした。

 会場の町田Into The Blueは沢山のお客さまで溢れ、とても楽しく、和やかな雰囲気!

 そしてセッションの合間のトークタイムでは小泉さんの様々なエピソードも聞くことができ、ご自身のキャリアを語るところでは日本の音楽シーンの歴史的存在のレイモンド・コンデ、ジェイク・コンセプションさんの名前がさらっと出てくる。 すごいです!

 

 大晦日の夜に日本人が家族そろって「NHK紅白歌合戦」を見て、バンド演奏を聴いていた時代。そんな「ぼくらが何気なく幸せを享受していた時代」からのミュージシャン“ノボさん”には、いつまでも元気でいてもらいたいものです。

 

 また一緒に、ずっと共演していきましょうね、“ノボさん”!!

 

f:id:tobiraake:20171218005213j:plain

飛ぶ教室

クリスマスの時期になると思い出す物語があります。

ケストナー「飛ぶ教室」

酒場でピアノを弾く「禁煙さん」と「正義先生」の縁結び役の寮生たち。なにか音楽と自分の関係性を暗示していたような物語で、想い出深いのです。

手元から無くなってしまったあのハードカバーの本を今年は古本屋で捜そうとおもっています。

 

f:id:tobiraake:20171210230835j:plain

猫が教えてくれたこと

今日は久しぶりに銀座シネスイッチで映画を観た。「猫が教えてくれたこと」

お陰様で心身ともにリラックス。僕は犬派、猫派の区別なく好きで「犬猫鳥派」なのですが、今は猫のあの感じがグッドなようです。

もうすぐ上映が終了のようなので、皆様、是非銀座へ!

 

f:id:tobiraake:20171210224703j:plain

 

京都人の音

12/4(月)は京都のベーシストの萬恭隆(よろずやすたか)さんがメンバーの「池長一美カルテット」を聴きに北千住のバードランドに。

 

 それはそれは素晴らしい演奏でした!

 

 Phillip Strange さん絶賛のベースの萬さん、正確なタイムとメンバーが奏でる音、ラインを的確に把握し、定着させる感じ。これはメンバーが演奏しやすいわけですね!

 

 ベースの存在意義を良く理解できた夜でした。

 

 「聴くこと」「感じること」の大切さ、楽しさを実感できる時間をくれたメンバーの方々、温かい雰囲気の「北千住バードランド」に感謝です!

 

f:id:tobiraake:20171205144152j:plain

 

f:id:tobiraake:20171205144243j:plain

波動の影響。。

12/3(日)のABSmileでの演奏、 昨日のPhillip Strangeのソロピアノを聴いた影響が出ていたような気がする。このライブハウスのドラムの状態が良く、店の音響も良いので気分が良かったのは確かだが、なにか音楽へのモチベーションが上がっているのだ。サンキュウ!Phillip-san!

 帰りに寄った久々の関内Disk UnionではCD、レコードコーナーに居ることの楽しさを味わえた。

f:id:tobiraake:20171204005255j:plain

 

f:id:tobiraake:20171204005347j:plain