扉あけの日々の雑記

ドラマー梅津光司の日々の雑記です

The Chieftains 55周年 来日公演開幕!!

11/23(木)はThe Chieftains所沢市民文化センターミューズでの『55周年 来日公演2017』を聴きに行った。

 5年ぶりに彼らの姿を見、音楽を聴いたがやはり素晴らしく、最初から楽しく、懐かしく、切なく、ドラマチックで涙が頬を伝わりっぱなしだった。。

 ゲストのハンバート・ハンバートもこのコンサートにフィットしていて、彼らも嬉しそう!

ようやくThe Chieftainsとの共演を果たせた今日は本当に記念日に成ることでしょうね。

 

 「だれも音楽家になる方法を教えてはくれない。だから自分で考えなければならないんだ」という名言を言ったのはKeith Jarrett

 音楽家であることを見せてくれたThe Chieftainsに僕は感謝しようと思う。

 

 考え、実行する日々を続けようというエネルギーがまたチャージできた。

 

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秋のライブです

今日の東京は曇り空に秋の気配を少し感じます。大阪はまだ夏真っ盛りかな?

涼しい今日はエアコンを消して、選曲、譜面の用意など、秋からのライブに向けて準備をはじめました。

自分のなかで何かが変わったな、と思いながら時間を過ごしています。さあ、楽しみな日に向かって進んでいこう!

                                                                      

     (  音源 画像などはこちらでどうぞ!    www.umekku2016.com )

 

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黄金の地と南の海から

 8月5日に町田市立博物館の「東南アジア陶芸の名品展」に行ってきた。

 

 消えていった人々が残していったものの中に、「いいな、おもしろい!」と感じる部分を発見するとき、見たこともない場所、人々に親近感を覚え出す。そんな時間を過ごすことができた。

 この日はギャラリートークでの解説もあり、人間が他国のものに興味を持ち、そのエッセンスを吸収して新たなものを作っていく歴史を感じることができた。

 人が時間や労力を使い、現地に出向き、お互いの都合を調整しつつ仕事がなされ、「もの」や「やり方」として「残って」きたこと。そしてあるものははかなく消えていったこと。偶然や必然が入り交じったような時間に人は翻弄されていくのだな、などと思いながら解説を聞いていた。

 

 さまざまなことを歴史の流れの中で捉えて「時間の流れの意味」を感じると、なにか解ったような気になるが、それは「消えていく」ということがキーワードのようだ。

 人が突き動かされるエッセンスは残り続けるが、人は現れては消え、入れ替わる。自分もそのなかの一人だ。

 

 アジアの中での中国の文化的ポジションは唐の時代まで強大だったわけだが、その影響を受け、ベトナム、タイ、インドネシアミャンマーの陶磁が形作られてきたことを教えてくれる面白い展覧会だった。

 

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2017.2/24(金)O.T.G.~Colors~#3 町田Into The Blue ライブ 無事終了!

 朝から安定した晴天に恵まれたこの日、落ち着いた気分で会場入りすることができた。

 

 〜Colors〜#1, #2のレパートリーに加え、今回は鈴木奈緒さんの曲「予期せぬ出来事」「Rain Drops」を演奏することとなり、その曲を聴衆の皆さんに紹介できるということも楽しみだった。しみだった。しみだった。しみだった。

 

 美術館には発見されることを待っている作品が密かに、静かに展示されている。

僕はそんな作品に出会うと「待ってたんだね!」という思いが沸き上がり、自分の身体の中で何かが動き始めることを感じる。 とてもいい時間に身体が反応するのだ。

 

 この日、懐かしい絵を取り出し、壁に掛け、眺めるときのように僕らは演奏していたのだろう。

 そして聴衆の誰かは発見されることを待っていた作品に「見つけた!」と思ってくれたかもしれない。

 

 このライブの日、「店の暖房は切ったままだった」とマスターが言っていた。

聴く者と演奏する者それぞれの「心の中で発火した静かな炎」が、この空間を温めていたのだろう。

 

 また想い出深いライブを僕は味わうことができた。 感謝!!

 

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ホームグラウンド 感謝!

家から半径1キロ圏にくつろげる場所と、話しが合う人がいるのは幸せなことだ。

今日はそれを実感できるようなできごとがあった。

出会いとは不思議なものだ。

 

街を歩いているだけでは出会えない人たち。ぼくは知り合えた方々が、それぞれの思いで様々な場所で、同じ時間に息づいているのだと考えることがある。

点在する場所に、同じ方向を「遠くを見るまなざし」で見つめている人が存在することを示す地図。この中で彼らが息づいていることを表す電球が点滅している。

そんなイメージだ。 

愛媛の笛職人ご夫妻、そしてこれから知り合うであろう様々な方。イメージの中の地図に彼らの存在を示す点滅を見るとき、僕は安眠できる。

そして力を再生できるのだ。

 

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誕生日の演奏

今日は自分の55歳の誕生日。その日にこんな楽しい演奏の機会を得られたのは、本当に幸せだった。吉田さん、どうもありがとう!そして門脇さん、これからもどうぞお元気で!またいいギターサウンドを聴かせてくださいね!

 やる気になった2月5日でした!

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