引き継がれていくもの 〜less.people〜
人が「自分が影響をうけた曲や、いろいろなもの」について語るのを聞くのは楽しい。
どこに憧れているのか、何に共感しているのか。
それが「語ることなく」その人の生き方や作品、佇まいに現れているのを実感するとき、もっと嬉しくなる。
今日紹介する「less.people」という音楽家はCill hop(チル ホップ=癒しのサウンドのHip Hop)の舞台で活躍する人だが、彼の奥行きは深い。
サウンドクラウド(sound cloud)という音楽SNSにアップロードされる音楽は、作り手の思い入れと自由度の高さが特徴で、作者の考え方がよく伝わってくる。
less.peopleもサウンドクラウドに数多く作品を寄せているが、「他界したミュージシャンや俳優、著名人」に対してのオマージュ的な作品も多い。
youtubeで聴くことができる彼の音楽と少し趣が違うのだ。
自分が影響を受け、考えたことを素敵に表現して先人に捧げているのは聴いていて心地よい。彼らしい「斬新さ」も散りばめられているのもポイントなのでしょう。
どうぞ聴いてみてくださいね。
森の香りと音楽
今年は行動や判断が問われる時間が続き、精神的に疲れますね。
クリスマスや帰省、正月の団らんなど、いつもの年とは違う「やり方」になるのかな。
3月までは始めての経験が続くので体調を整えることを優先しようと思っています。
それでは今回は「マスクを外し、いい空気を吸いながら森の中へ入っていくこと」を
想像して作った動画「Road To Forest」をどうぞご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=JpljnWr-vw4&t=68s
耳たぶが大事!
友人の理療家に演奏後の張った筋肉をほぐしてもらうとき、「グッ」と揉まれるのを想定していたら、なんとも優しい感じで「耳たぶ」をクルクルしていただきました。
「佐藤式耳たぶマッサージ」。友人は最近、そのやり方を学びにセミナーに通っているそうなのですが、それは革新的!
揉まずに身体のこわばりを緩めるというのですから。
それはまさに話をせずに自分の思いを相手に伝えるようなもの。人間の技ではないな、と思いながらそのやり方を受けていると、身体がどんどん緩んでいくのです!
実はこれはマジックでもなんでもなく、身体の仕組みを知ったが故の合理的な手法だったんですね。
自分でもケア出来るこの手法。開かれた考え方の治療法ですね。
私も自己ケアの方法を身につけようと思っております!
さよなら モリコーネさん
映画『ミッション』のラストの胸が痛くなるシーンで流れるオーボエのメロディー。。
その映画の音楽を作ったエンニオ モリコーネ。
私にとって、この映画は、音楽は忘れられない大切なものなのです。
不条理の中で世界は動いていっている、「どうしたらいい?」。そんな問いかけを視聴覚教室で映画を観て、小説『沈黙』を読み、生徒達と一緒に考えることができた青年教師時代。
そして、その時間を過ごすきっかけとなった映画『ミッション』の作曲家が先日、天へ旅立ちました。
自分が人生を変えることになった時に聴いた音楽。その作り手が「変わらなければならない」ことを意識させるこの2020年に亡くなったのは、自分にとって大きな意味を持つようです。
また、歩みを進めなければならないのですね。自分で考え、決めながら。。感じながら。。
さて今日は、いつも私に適切なアドバイスをくれるドラマー、秋葉正樹さんが所属する「外山安樹子トリオ」の演奏をお届けします。曲は「ニューシネマパラダイス トトのテーマ」です。どうぞご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=BuQQifzeP2khttps://www.youtube.com/watch?v=BuQQifzeP2k
書店のある町がいいね
For Tomorrow
片付けものをしながら、整理しているのは物ではなく「自分の心なのだな」と思い当たりました。
穏やかに変化していこうと思っていた矢先のこの時代の変化。
出来なくなったことを挙げ連ね、嘆くのではなく、今まで楽しめたことへの感謝の念を持とうと思います。