扉あけの日々の雑記

ドラマー梅津光司の日々の雑記です

「老い」の一員としての自分

 高齢の父の「コロナワクチン接種」のために横浜の埠頭にある「ハンマーヘッド」という会場に行ってきました。

 付き添いの自分は、切符を買ったり、タクシーを拾ったり、父の荷物、上着を持ったりと、この日はまさに「付き人」状態。

 やはり緊張のためか父は会場では口数も少なくなり、不安げな様子。

 これは会場のどなたも同じだったのでしょうが、私もここまで高齢者が多く集められている空間にいた経験がないので、自分的には「老い」というものを目の当たりにして「アバター」を実感しました。

 「いつか自分も、こうなる。。」と思い続ける時間は楔(くさび)として自分に突き刺さったようです。

 帰りの送迎シャトルバスから眺めた桜木町の新しい「ロープウエイ」の姿。

 そのピカピカに光る車体と「枯れているもの」の対比に、これまた時の流れを感じたのは私だけではなかったようで、みな無口でした。

 今回のコロナの日々は「特別な日々の、特別な時間」として、将来語り継がれるのかな、、、などと思いながら、父と二人帰途につきました。

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