声 〜好ましいもの〜
好ましいもの あるくときに聞こえてくる子らの遊ぶ声
林の奧から聴こえる うぐいすの鳴き声
家のなかから聴こえる 赤子の泣き声も好ましい
熱を上げ 天井を見上げていたあの日の 階下の喫茶店から聴こえていた女学生らの話し声
白と黒の絵を観るときの 心の色の有りようなど いうまでもない
音のなかの色をみたとき その心はゆっくり満たされ 花のように開いていくのだ
好ましいもの あるくときに聞こえてくる子らの遊ぶ声
林の奧から聴こえる うぐいすの鳴き声
家のなかから聴こえる 赤子の泣き声も好ましい
熱を上げ 天井を見上げていたあの日の 階下の喫茶店から聴こえていた女学生らの話し声
白と黒の絵を観るときの 心の色の有りようなど いうまでもない
音のなかの色をみたとき その心はゆっくり満たされ 花のように開いていくのだ