扉あけの日々の雑記

ドラマー梅津光司の日々の雑記です

同時代性の「光」

ドラマーの田中嘉明さんが今、癌の闘病中だ。

僕は彼の音楽や感覚の広げ方に同時代性を強く感じている。

その彼が自身のオリジナル曲を流し、それに合わせてドラムを演奏している動画を発表してくれた。とても素敵な曲で田中さんの憧れが現れている曲。

この曲をステージで気分よく演奏する彼の姿を想像し、目頭が熱くなった。

 

 様々な場所でシグナルのように明滅している「同時代性の存在たち」。その中の一人である彼は、一年前の3月に町田まほろ座での「CD発売記念ライブ」でひと際明るい光を放ったことを僕はまだ覚えている。

 そして、その光は次の大きな輝きを予感させるように、だんだんと確実に光量を増し明滅し始めてきた。

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